山上憶良が詠んだ有名な歌にある通り、秋の七草は、
おみなえし(女郎花)、
すすき(芒、薄、尾花)、
ききょう(桔梗)、
なでしこ(撫子)、
ふじばかま(藤袴)、
くず(葛)、
はぎ(萩)です。「
お・
す・
き・
な・
ふ・
く・」と覚えたりするそうです。山上憶良の歌には朝貌とあり、朝顔・木槿(むくげ)・昼顔等諸説がありましたが現在は先の七つとされています。
この七草はそれぞれ以下のように使われてきました。- 女郎花(オミナエシ)は漢方では利尿・排膿に
- すすきの茎葉は屋根材や家畜のえさに、根茎は解熱・利尿に
- 桔梗(キキョウ)は、漢方で根を去痰(きよたん)・鎮咳(ちんがい)など
- 撫子(ナデシコ)は消炎・利尿など(カワラナデシコ)
- 藤袴(ふじばかま)は全草を浴湯料や、利尿・黄疸など
- 葛(クズ)は葛根湯として薬用に
- 萩(ハギ)は、古くから新芽は萩茶に、葉は家畜のえさに、枝は屋根材や炭俵・ほうきに、花は染料、干した根は薬用に
山上憶良の、秋の野の花を詠める二首万葉集 8巻1537
秋の野に 咲きたる花を 指(および)折り かき数ふれば 七草(ななくさ) の花 その一
万葉集 8巻1538
萩の花 尾花(をばな) 葛花(くずばな) 瞿麦(なでしこ)の花 女郎花(をみなへし) また藤袴(ふぢばかま) 朝貌(あさがほ)の花 そのニ
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